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八百万の神々の智慧とアイデアで人々の心を元気に 3

カミムスビ:

古事記に登場する三番目の神様が、カミムスビです。音だけであると二番目に登場したタカミムスビと一文字違いに見えますが、漢字にすると全く違った表記になります。タカミムスビは高皇産霊、或いは高御産巣日と書きますが、カミムスビは神皇産霊、或いは神産巣日と書きます。

この神様は、古事記の中に様々な記載があります。オオクニヌシが兄達からの迫害によって大火傷を負って死んだ時に、火傷を治癒させ蘇生させる女神二柱を派遣したのがカミムスビです。

また、オオクニヌシの国造りのパートナーであったスクナヒコナは、カミムスビの子どもで、指の又からこぼれ落ちて地上世界へやって来た神様です。

カミムスビは、このように地上世界を応援してくれることから、母性的な性格を持っているとも言われています。

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KitanoHisato
日本神話研究者

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